スロットのプロ生活の現実
スロプロのリアルとは?
パチスロが大好きな場合、「毎日、スロットばかり打つ生活をしたいな」と思うこともありますよね。
私は、そうでした。
そして、実際にスロット生活を行いました笑
実際にパチスロ生活10ヶ月ほど行ってみて、以下の【スロプロ生活の現実】を知ることになりました・・。
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スロットからの収入のみで生活をしていた時期は、今にして思うと、以下のような特徴があったように思えます。
①お金が貯まらない
→「毎月、スロットで平均30万円勝っている。スロットで生活をしている」と聞くと「いいな~」と感じるわけですが、30万円から生活費を差し引き、パチンコ屋に向かう移動費や、勉強のためのパチンコ雑誌代などを支払っていると、お金は、思ったよりかは貯まりませんでした。
「スロットで稼げるかどうか?」は店次第であり{勝ちやすい店}を見つけることさえできれば、月30万円ほどなら、スロットを専業でやっている人なら普通に勝てていた4号機時代、店開拓の移動費に、結構なお金と時間がかかっていました。
{勝ちやすい店}を見つけた!と思っても、しばらくするとライバルが増えて勝ちにくくなったり、店の機種構成が変わり勝ちにくくなったり・・・勝ちやすい状況は長く続かないため、1ヵ月毎に{勝ちやすい店}を探すハメになっていました。
その移動費に、お金と時間がかかっていましたね。
それでも、質素な生活をしていましたから、そこそこの貯金は貯まりました。
②人と会話する機会が少ない
→1人暮らしで、1人でスロプロをやっていたため{朝から整理券をとって開店から閉店まで打って帰って寝る}という間に、人と会話する機会がありませんでした。
1人のスロット生活の場合、誰とも会話しない日が何日も続きます。
なるべく、スロ仲間を作って情報交換をしたりと、人と会話をする機会をもつようにしないと、スロット生活も長く続けることが、気持ちの面で難しいかもしれません。
ちなみに私は10カ月ほどしか続きませんでした。
「毎日、誰とも会話する機会なくスロットばかり打っている。人として、どうなのだろう?」と疑問に思い出すわけですね。
③世間体が悪い
→「なにしているの?」と聞かれた時に「スロットで生活をしている」と言えば、周りの人達の反応は冷ややかですよね。
世間体が悪い部分は、スロット生活の大きなマイナス面だと感じました。
スロット生活は、勝てさえすれば、自由だし、楽しい生活になるわけですが、いくら収支的に勝っていても、普通のサラリーマンよりも稼げていても、周りからは冷ややかな目で見られることになります。
世間体が悪い部分が、スロット生活の1番のマイナス面かもしれません。
私はスロットで勝つスロプロをしている人を尊敬しているのですが、普通の人はそうではないようで・・だんだん、人に「スロットで生活してるよ」と言いにくくなっていきました。
④競争が激しい
→勝ちやすい店を見つけても、すぐに同業者(スロプロ)が増えてきて勝てなくなり・・また新しく勝ちやすい店を見つけても、やっぱりすぐに同業者(スロプロ)が増えてきて勝てなくなり・・の繰り返しの10カ月間のスロット生活でした。
「競争が激しいため、勝ち続けることが難しい」というのが当時の感想です。
勝ちやすい店は多くないため、どうしても{勝つ立ち回り}に徹しているスロプロやセミプロは、同じ勝ちやすい店に集結してしまうんですね。
スロプロ以外にも、セミプロ(多分、普段は普通に働いている人)が結構いて、その人達に狙い台をとられることも少なくありませんでした。
そういう意味では、サラリーマンでも勝つことが可能だと言えそうですね。
⑤変化が激しい
→どんどん新しい新台がでて、新台がでる度に店の状況(設定配分や機種構成など)が変わってしまい・・と、変化が1ヵ月サイクルで起きるせいで、せっかく勝てる状況になっても、1か月後には、もう勝ちにくくなっていて「変化の激しい世界だ」と感じていました。
早い変化に、適応し続けていかねばならないのがスロット生活だとも言えそうです。
私は、その変化に対応し続ける自信もなく、辞めることにしたわけです。
⑥健康に悪い
→タバコの煙や、騒音、高設定を打っているのに引きが弱いせいで、お金がどんどん減っていくストレスなどにより、健康に良い仕事だとは思いませんでした。
ただタバコを吸う人の場合は、仕事中でもタバコ吸い放題なのが嬉しい点でしょうか。
13時間近く毎日パチ屋にいると、食べる食事も栄養のない弁当や外食になりがちです。
高設定をとれた日は昼飯抜きで23時近くまで打ち続け、また次の日は朝から整理券をとりに行きます。
運よく高設定に連日、朝から座れる時は収支は良くなるのですが、体がきつくて辛くなっていました。
⑦楽しい
→基本的に誰にも気をつかうことはないし、人間関係の悩みもないし、いっぱい出れば嬉しいし、高設定を朝1からとれて、1日ぶんまわして、10時間以上働いて、5万、10万、20万円と換金する瞬間などは{達成感}も感じますし、誰かに指示されたり許可をとったりして行動するのではなく、自分で店を開拓して、自分で考え自分で台選びをし、そして勝ちを積み重ねていく部分には、やりがいも感じました。
振り返ってみると。
軍資金10万円~20万円ほどと、金も実力も実績もないのに、目押しすら満足に出来なかったのに「ハイエナをすれば勝てる」というパチスロ雑誌からの情報だけで、飛び出すように始めたスロット生活。
あの10か月間は、1日1日が単調ではあるのですが刺激的で、今でも「あの1年は、「生きていた」という感じがするよな~」と思います。
人生の中で、ある意味、1番濃かった10ヶ月かもしれません。
生活がかかっていましたから、こっちも必死です。
ヒキが弱く勝てない日が続き、月の途中、15日くらいになっても収支がトントンの時など、風呂に入っていてお腹が痛くなってきたことがあり、そのことは今でも覚えています。
普通は、決められた時間に決められた場所に行き、決められた仕事をして、決められた給料を貰うサラリーマンをするわけですが、何も決まっていない、自由で「勝ちさえすればいい!(しかし勝てなくなったら終わり)」という刺激的な世界は、今でも忘れられませんね。
今にして思えば、とても充実していたし、とても濃い1年でした。
年齢が若いなら、1年くらいスロット生活をしてみるのも悪くはない、のかもしれませんね。
★まとめ★
①スロット生活は、やっている最中は「勝たないと!」というプレッシャーもあり大変だが、後から振返ると楽しかった充実していた日々の思い出となる。
②スロット生活を1度、やってみることでパチスロで勝つノウハウを身につけると、「パチスロにハマってしまい、100万円以上のお金をスロットで使ってしまった」とか「毎年、パチスロで50万円くらい失っている」などの{パチンコで失うお金}を減らすことができる。勝てないなら打ちにいかなくなるため。
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